インカムの取扱についての注意点です
このインカムは、Bluetoothで通信をしています、Bluetoothは通信距離が短いのですが、1:1の通信ではなく
1:n(複数)での通信で距離を伸ばしています。
以下、重要な注意点です。
1:スキーでは外気温が低いため、バッテリーの電圧が低下します、この本体もガードはされているものの外気温の
影響を受けるので、使用前に必ず満充電にしてください、休憩中はなるべく温かいところに置いて下さい。
2:低温で電源がOFFになった場合、電池はまだ残っています、本体を温めて下さい(人肌まで強制加熱はダメ)
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電源のON/OFFとペアリング
本機は電源をONにしただけでは通話は出来ません、通話には機器同士がペアリングしなければなりません。
ペアリングは簡単です、以下の手順で行います。
1:電源のON/OFF
①と②のボタンを「同時」に押します(両手の親指で)、②のボタンが「青色」に光れば電源ONです
電源OFFの場合も同じです、①と②のボタンを「同時」に押します(両手の親指で)、②のボタンが
「赤色」に光れば電源OFFです。
※節電のため、②のボタンは常時光らないことがあります、使用が終わった時は②のボタンが
光っていなくても、電源OFFをしてみてください。
2:ペアリングの準備
ペアリングは1:1で行います、2台の機器の②のボタンを、3秒以上押し続けてください。
1台づつでもOKです、押し続けると②のボタンが、「赤色」と「青色」に交互に速く点滅します。
これがペアリングの準備です。
3:ペアリングの開始
ペアリングを開始するには、親機と子機を決めます、これは複数台で接続する場合に重要です。
すでに複数でグループが完成している場合、その中で最後に加入した機器を親機にします。
新規にグループに加入する機器が子機となります。
2:のペアリングの準備は、この親機と子機で行います。
親機はペアリングの準備だけします、子機はペアリングの準備をして、親機・子機とも②の
ボタンが「赤色」と「青色」に交互に速く点滅していることを確認したうえで、子機の①の
ボタンを3秒以上押し続けてください、②のボタンの点滅の速度が緩やかに変化したらペアリング
が出来たことになります。
注意!! ペアリングが出来上がるには5-10秒くらいかかります、②のボタンのゆるやかな
点滅が始まったら、①のボタンから手を離し、ちょっと待ってください、焦らず少し待って
下さい
4:本体の充電について
充電には必ず付属のUSBケーブルを使って下さい、端子はMicroBと同じですが、本体の防水
加工のため形状が異なっています、従来のMicroBでは充電が出来ません。
充電時にはプラグの方向に注意してください、写真のようにUSBマークが上にくるように
差し込みます。②のボタンのLEDが消灯したら充電完了です。
注意!! 充電プラグは下側で防水キャップがあります
5:本体に名前を記入してください
同じ型式のインカムが複数台、同じ場所に集合する事になり充電時に取り違える
恐れがあります、本体の裏側に写真のようにラベルで記名してください。
途中で紛失したことも考えると、携帯電話の番号などを記入しておくと便利です。
6:通話の開始と停止
通話はペアリングが出来た状態で、①のボタンを押すと会話が開始出来ます。
①のボタンは、ペアリングしていれば、どの機器からでもOKです。
通話状態の時は、①のボタンが青色に点灯します。
通話の停止は、①のボタンを押すと停止です、停止状態の時は①は点灯しません。
7:複数台のペアリング
複数台のペアリングする方法です。
複数台のペアリングは同時には出来ません、必ず親子単位で行います。
まず、親子のペアリングが出来たら通話試験をします。OKなら通話の
停止をします。(ここが重要)
この状態でこの親子の子機と新しい機器のペアリングを行います。
子機が今度は親機になります、この親機の②を3秒以上押して、ペアリングの
準備をします、新規に接続する機器は子機となり、これの②も3秒以上押して
ペアリングの準備をします。この子機の①を3秒以上押して親機とペアリング
します。
重要な注意 この作業中は、グループの機器は一切動作させてはいけません!!
8:本体をしっかり固定するには
写真の状態は本体金具にしっかりと固定されていない状態です。
青色の矢印の先に横長の溝が見えると思いますが、ここが見える時はまだ
固定がしっかり出来ていない状態です。
これが固定がしっかり出来た状態の写真です。
親指の腹を本体の「+」あたりに当てて、人差し指で金具を前に出します。
「カッチ」と音がして写真のように横長の溝に金具部分が入っていればOKです。
外す時は本体を片手で持ち、もう一方の手の親指で金具をヘルメットに押し付ける
ようにして金具の固定を緩めます。